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「VR認知症体験会」を開催しました!

のぞみの丘ホスピタル認知症疾患医療センターでは、認知症に関する啓蒙啓発を目的として、「VR認知症体験会」を令和5年2月15日(水)に開催しました。
「VR認知症」とは、VR(バーチャルリアリティー)の技術を活用し、認知症の方が直面する困難や症状を一人称で体験することで、認知症についての理解を深めることを目的として、千葉県のシルバーウッドという会社が考案したプログラムです。
認知症の方の、視空間失認や幻視、見当識障害などに伴う恐怖や不安、困惑などを、VR映像で自分事として体験し、その後グループで、どう感じたか、周囲の人にどうしてほしかったか、などについて話し合いをしました。自分事として体験することで、リアルな感情が惹起されるのか、グループワークではとても活発な議論が行われていました。
認知症があっても暮らしやすい地域づくりを目指して、地域みんなで取り組んでいくためには、私たち一人一人の意識や行動を変えていく必要があり、そのきっかけとしてとても有効な研修会になるのではないかと思います。

認知症疾患医療センターでは、今回のような研修会を定期的に実施しています。ホームページやLINE公式アカウントなどで情報発信していきますので、是非ご期待ください。